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春のバトン祭り(自分の中で)vol.2「例えばトン」

■Q1. 自分を色に例えると?

ことば屋さんには名前のイメージで「白、何にでも染まるような」と言って頂きましたが 、実は私の「白」は一見染まりそうだが頑固なので絶対染まらない、やな白です。でも嬉しかったです、ことば屋さんありがとうございます♪
自分の中では人生において「ピンク似合う(いそう)」と言われた回数選手権で金取れる自信があるので、ピンクにしときます。

■Q2. 自分を動物に例えると?

リス、ハムスター、小動物系は一通り言われます。

■Q3. 自分を好きなキャラクターに例えると?

キティと、ハイジに出て来るやぎのユキちゃんに似てると言われた事はあります。
ハ○ースイス♪のCMを見る度私を思い出して下さい。いっぱい出てます(現在のバージョン)

■Q4. 自分を食べ物に例えると?

ババロアとかプリンとかベロベロしたゼラチン質の食べ物。

■Q5. 次に回す5人を色に例えると?

5人ではないけど、
hi-deさん→ネイビー(御会いした事ないけど、なんとなくイメージ)
ひろすけさん→深いブルーの服を良く着ていてお似合いでしたのでその色。
こばこさん→御本人も大好き水色。

…皆ブルー系にしてしまったね。宜しければお三人、いかがでしょうか。
# by ryokoubato | 2006-02-14 23:48

春のバトン祭り(自分の中で)vol.1「一度は…」

あやこさんから頂きました。バトン第一弾
「一度は○○!!」リレー

■一度は言ってみたい○○な台詞
 
自分の名前の漢字を電話口で説明する際「起きるという字の起です」
と無難に言っているが、「勃起の起です」と本当はちょっとだけ言ってみたい。

■一度は言われてみたい○○な台詞
 
シチュエーション:愛猫がいつか空へ旅立つ時
「あなたに飼われて良かっ…た(ガク)」
私「ぶり!ぶり〜〜〜!!!」(注:「ぶり」は猫の名前です)

■一度はヤッてみたい○○な事

叶恭子と全裸チェス(出来れば駒希望)
友人の日記でそんな催しを知りました。それ以来一日に一回は考えます。

■一度はヤられてみたい○○な事

そっと蟹を差し入れ。 

■一度は回してみたいあんな人(5人)
 バトン頂いていることば屋さん、あさこさん、↑日記リンク頂いたnanaさん、
 きゃらさん、グルメリアさん、お暇あれば宜しくお願いします。
# by ryokoubato | 2006-02-10 23:40

連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.3

※vol1と2がまだの方はそちらからお読み下さい。

私は師亡き後もウクレレを続ける事にした。
とりあえず××ギター・ウクレレ教室へ体験入学。
するとウクレレ講座にもかかわらず、講師はまず持って来た
ギターでおもむろにポロロと「禁じられた遊び」を弾き出した。で、
「やっぱ、ギターっていいよね」…ギター・ウクレレ教室だから
仕方ないのだろう。ウクレレ・ギター教室ならちょっとはウクレレの
立場も違ったのだろう。もう一件も体験入学したがそんな感じであくまでも
ウクレレは主役というよりは伴奏楽器という教え方で、亡き(だから殺すな)
かの講師のウクに対する愛情は誰よりも強かったのだと顧みる。ああ、あの
教室がありさえすれば…と思いつつ、月日は過ぎ、私のウクレレも箪笥の肥やしと
なっていった。

そして翌々年くらいであろうか、一通のDMが届いた。やな予感。
「違う場所で新しく教室始めました!!来てねっ♪」と何事もなかったかのよな内容が。
「あ、先生、生きてた」という安堵。そして「良かったね…絶対もう行かねえけどな」と心でつぶやいた。こうして理由もわからぬまま失踪事件は幕を閉じた。

あれからもう10年が過ぎた。再開した教室が続いているかどうかも、わからない。
けれどもしその講師がぐぐってここを見たら、私の身も危ないかもしれない。
消される前に大好物の、アレを食べておこう。かじかんだ手をストーブにかざす。
春は確実に地面の下で準備を始めているのだろう。それが地表に出るのももうすぐだ。

先生、あの日の牧伸二は、もう弾けません。

                        --完--
エンディングテーマ・「マドンナたちのララバイ」(出来れば)

あと書き・結局失踪の理由が分からないという、ぐずぐずの最後ですみません。
完読して下さった方、ありがとうございました。バトン結局先週出来なかったので
次回はきっと。ええ、きっと。
連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.3_c0008888_2123261.jpg

# by ryokoubato | 2006-02-07 21:25 | ドキュメンタリー

連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.2

※vol.1をまだの方はそちらから御覧下さい。

そうして先生は時折気絶しながら私に牧伸二を教えてくれた。
しかし先生、来客の予定でもあるのだろうか、心無しか焦っている
様子だった。そして予想通り誰かやって来た--髪を金髪に染めた若く、
ちょっと恐そうな感じの女の子達数人だった。どういう関係なのかも
全くわからなかった。先生は私との授業を早々と終え、何か訳ありな様子で
彼女達と夜の街へ消えて行った。それが私の、先生を見た最後となってしまった。

授業の予約は電話でするので、いつも通り教室へ電話をかけてみると、
一向につながらない。困り果て、会社帰りにその教室へ訪ねて行く事にした。

ビルに辿り着いて、教室が閉まったままの事に気付き、しばらく立ち尽くして
困っていると、そのビルに関係してるらしいおばさんが通りがかった。
そして刑事ドラマで容疑者か誰かの家を訪ねる時とか、近所の人が出て来て
「ああ、その人ならもう引っ越しましたよ」とか言う正にそんな感じで、私に
「ああ、その教室ならこのビルからもう撤退しましたよ」と親切に教えてくれた。
まて、移転するとか教室自体無くなるとか、一言も聞いてない。電話も急につながらない。
教室が……消えた……?私は夜の街に呆然と立ち尽くしていた。入会金1万を払って3ヵ月しか習っていなかった。その怒りよりも、最後見た姿が姿だっただけに先生の安否の方が心配で仕方なかった。まさか、薬漬けにされて東京湾とかに沈められてしまったのかしらん、とちょっとだけ不安が頭をかすめた。否、しかし新聞には「ウクレレ講師遺体見つかる」とか(まだ)報道されてないしきっと大丈夫なはずだ。それに、ウクレリストとしての自分の今後も考えなくてはいけなかった。

                      --続く--
次週完結編、「新たな旅立ち」お楽しみに!バトンを2つ頂いたので金曜日はしばらく
バトンデー。
# by ryokoubato | 2006-01-31 20:56 | ドキュメンタリー

連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.1

楽譜は読めないし楽器も出来ない私だが、奏でたくなる時もある。ふとしたきっかけで雑誌の「お稽古特集」で見たウクレレ教室の記事。3コード覚えれば100曲レパートリーが出来ると言う。これはと思いさっそく楽器店でウクレレを購入し、教室に通うことにした。ビルの一室にあるそこは、フラ教室もかねていた。予約を入れて好きな時間に通うのだが、その時間一緒にやる人がいればグループで、ひとりであればマンツーマンで受けられた。授業時間は先生の気分次第で30分から長い時は2時間以上にも及んだ。

先生の口グセは「俺、ハーブオオタ(ウクレレの神様と言われている人)と知り合いなんだぜ」で、雑談で授業が中断する事もしばしば。「先生はこんな曲も弾けちゃうんだよね」と弾いてくれるのだがいつも同じ曲。私は「先生、本当はレパートリー少ないんじゃ…」という言葉をぐっと飲み込んで「わあ、すごい♪」といつも新鮮な驚きを見せた。しかし授業はいいかげんかと言うとそうでなく、指導は熱心で私もみるみる上達していった。よく授業で一緒になる人より上達が早いとも言われた。(大きさといい)私に合っている、運命の楽器なのかもしれない。いつの間にか一流のウクレリストを目指すようになっていった。いつかこれを持って世に出よう。

先生はウクレレはただの伴奏楽器だけではなく、主旋律を奏でる立派なメインをはれる楽器なのだと、そう教えてくれた。彼は心底ウクレレを愛しているのだ。
いくつかソロレパートリーも弾けるようになった。「さくらさくら」は琴の音のようにしっとりと、「ラ・クンパルシータ」は情熱的に、「コーヒー・ルンバ」は哀愁ただよう。しかしそんな幸せな時間は長く続かなかった。ある日教室に行くと生徒は私一人だった。先生の様子が明らかにおかしい。変な匂いがするし、時折意識をなくしている。寝ている、というよりは意識がない、というのに近かった。かといって病気でもない感じだ。私は薬には詳しくないが、まさか…?私は妙な感じを覚えながらも以前から
教わりたかった牧伸二(が漫談で演奏している曲)を教えて下さい、とお願いした。
         
                        -続く-
次週、先生の身に一体!?「消えた教室」お楽しみに。

連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.1_c0008888_23473050.jpg

# by ryokoubato | 2006-01-24 23:28 | ドキュメンタリー