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連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.2

※vol.1をまだの方はそちらから御覧下さい。

そうして先生は時折気絶しながら私に牧伸二を教えてくれた。
しかし先生、来客の予定でもあるのだろうか、心無しか焦っている
様子だった。そして予想通り誰かやって来た--髪を金髪に染めた若く、
ちょっと恐そうな感じの女の子達数人だった。どういう関係なのかも
全くわからなかった。先生は私との授業を早々と終え、何か訳ありな様子で
彼女達と夜の街へ消えて行った。それが私の、先生を見た最後となってしまった。

授業の予約は電話でするので、いつも通り教室へ電話をかけてみると、
一向につながらない。困り果て、会社帰りにその教室へ訪ねて行く事にした。

ビルに辿り着いて、教室が閉まったままの事に気付き、しばらく立ち尽くして
困っていると、そのビルに関係してるらしいおばさんが通りがかった。
そして刑事ドラマで容疑者か誰かの家を訪ねる時とか、近所の人が出て来て
「ああ、その人ならもう引っ越しましたよ」とか言う正にそんな感じで、私に
「ああ、その教室ならこのビルからもう撤退しましたよ」と親切に教えてくれた。
まて、移転するとか教室自体無くなるとか、一言も聞いてない。電話も急につながらない。
教室が……消えた……?私は夜の街に呆然と立ち尽くしていた。入会金1万を払って3ヵ月しか習っていなかった。その怒りよりも、最後見た姿が姿だっただけに先生の安否の方が心配で仕方なかった。まさか、薬漬けにされて東京湾とかに沈められてしまったのかしらん、とちょっとだけ不安が頭をかすめた。否、しかし新聞には「ウクレレ講師遺体見つかる」とか(まだ)報道されてないしきっと大丈夫なはずだ。それに、ウクレリストとしての自分の今後も考えなくてはいけなかった。

                      --続く--
次週完結編、「新たな旅立ち」お楽しみに!バトンを2つ頂いたので金曜日はしばらく
バトンデー。
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by ryokoubato | 2006-01-31 20:56 | ドキュメンタリー

連続短編小説「漂流教室(ある意味)」vol.1

楽譜は読めないし楽器も出来ない私だが、奏でたくなる時もある。ふとしたきっかけで雑誌の「お稽古特集」で見たウクレレ教室の記事。3コード覚えれば100曲レパートリーが出来ると言う。これはと思いさっそく楽器店でウクレレを購入し、教室に通うことにした。ビルの一室にあるそこは、フラ教室もかねていた。予約を入れて好きな時間に通うのだが、その時間一緒にやる人がいればグループで、ひとりであればマンツーマンで受けられた。授業時間は先生の気分次第で30分から長い時は2時間以上にも及んだ。

先生の口グセは「俺、ハーブオオタ(ウクレレの神様と言われている人)と知り合いなんだぜ」で、雑談で授業が中断する事もしばしば。「先生はこんな曲も弾けちゃうんだよね」と弾いてくれるのだがいつも同じ曲。私は「先生、本当はレパートリー少ないんじゃ…」という言葉をぐっと飲み込んで「わあ、すごい♪」といつも新鮮な驚きを見せた。しかし授業はいいかげんかと言うとそうでなく、指導は熱心で私もみるみる上達していった。よく授業で一緒になる人より上達が早いとも言われた。(大きさといい)私に合っている、運命の楽器なのかもしれない。いつの間にか一流のウクレリストを目指すようになっていった。いつかこれを持って世に出よう。

先生はウクレレはただの伴奏楽器だけではなく、主旋律を奏でる立派なメインをはれる楽器なのだと、そう教えてくれた。彼は心底ウクレレを愛しているのだ。
いくつかソロレパートリーも弾けるようになった。「さくらさくら」は琴の音のようにしっとりと、「ラ・クンパルシータ」は情熱的に、「コーヒー・ルンバ」は哀愁ただよう。しかしそんな幸せな時間は長く続かなかった。ある日教室に行くと生徒は私一人だった。先生の様子が明らかにおかしい。変な匂いがするし、時折意識をなくしている。寝ている、というよりは意識がない、というのに近かった。かといって病気でもない感じだ。私は薬には詳しくないが、まさか…?私は妙な感じを覚えながらも以前から
教わりたかった牧伸二(が漫談で演奏している曲)を教えて下さい、とお願いした。
         
                        -続く-
次週、先生の身に一体!?「消えた教室」お楽しみに。

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by ryokoubato | 2006-01-24 23:28 | ドキュメンタリー

世界のホットドリンク

カクテル本好き、そしてお茶好きとして思わず手に取ってしまった、一冊の本。世界の暖かい飲み物について集めた写真、レシピやそのドリンクに関するプチエピソードなども載っている。インドのチャイ、ベトナムのベトナムコーヒーなどは有名だが、羊などから出来たバターを入れるチベットのバター茶、牛乳とミントの葉とココアパウダーを一緒に煮るオランダのミントコーヒーなど、「こんなのもあるんだ!」と新たな発見があり楽しい。もちろん我らがjapanese tea、煎茶や甘酒、しょうが湯や卵酒など載っている。

世界ではコーヒーにもガンガンお酒類を入れて飲んでいる国が多いのでやはりカクテルに通じるものがある。それどころか生クリームやらアイスやら卵やら、カロリー高そうな「逆デトックス」かよ、と思うものばかり入れているようだが、どれも美味しそうー。思わず作りたくなってしまう。そこで作ってみた。ベルギーの猫のぬいぐるみを人々で取り合う「ネコ祭り」、そんな時に作って飲むカフェ・ド・ベルジク、(見た目はほぼカプチーノだが)バニラアイス山盛り2杯、メレンゲにホイップを混ぜたものにコーヒーをそそぐ。メレンゲ好きにお薦めの優しい味だ。ス○ーバックスあたりからぜひ出して欲しいものだ。あれはシアトルか。


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まだまだ寒いこの時期、自販機にも「あったかーい」の割合が多い。そんな季節に
読んでるだけで心の中がホカホカする。海外などほとんど行った事ない私だが、ちょっとした旅行気分で読めた。世界の料理、世界のお酒は注目されていたけどこういうのは
なかったので嬉しい。各国の人の茶に関するミニコラム、最後の方にちょっとだけ「世界のお茶うけ」も出ています。たまにはいつものコーヒー、紅茶を離れて世界のカフェにトリップ。

「世界のホットドリンク Hot Drinks around the World」
発行:プチプラパブリッシング 定価1.680円 
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by ryokoubato | 2006-01-17 22:54 | ライフログ

池袋サンシャイン国際水族館-コアリクイが見たくて-

池袋サンシャインの屋上にある水族館、に最近供設されたミニ動物園。
ミニといえど色々な動物がいて楽しめます。「売り」の一つであるコアリクイ
のファンとして、小動物マニアとしてはこれはチェックしないと、と思い出陣。

まずは定番の水族館。
ニモことカクレクマノミ、赤ちゃんが生まれたばかりらしく、小指の先程の子供達が
わらわら泳いでいるのですが、もう既に親と一緒の模様がついていて非常に可愛い。

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そしてお目当てのコアリクイ。非常に威嚇のポーズが可愛いのですが、こんな
敵のいない状態で威嚇することもなく、平和に散歩していた。アリクイが小さく
なった、まさに名前の通りな動物。可愛い顔して意外に爪が鋭い。フカフカな
ぬいぐるみボディ。

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ペンギンもいらっしゃいます。ちょうど御飯タイム。

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他にもアルマジロ、フェネック、ネズミ科に属するマーラーという存在も名前も
微妙な彼等、カワウソなど。普通の動物園のように巨大な動物はスペースの都合上
いないので迫力にはかけるのですが、今まで水族館のみだったのが同じ料金で動物も
見れるとなるとこれはオトク。ファミリー層はもちろん、カップルでも、小動物オタク
な人にも(だからそれは私だが)「カーワーイーイー」してみて下さい。

サンシャイン国際水族館に「Zoo-Zoo広場」オープン!〜多種多様な可愛いどうぶつ達が大集合〜

営業時間:
月〜金曜 10:00〜18:00
土・日・祝 10:00〜18:30
(入場は営業終了時間の30分前まで)

大人1,800円
小人(4才から小学生まで)900円

サンシャイン国際水族館
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by ryokoubato | 2006-01-13 23:30 | 大人の遠足

新座温泉 彩泉楼

埼玉県新座市。周りが寺、山林に囲まれた静かな場所にぽつんと佇む日帰り温泉施設
があります。ただの健康ランドと侮るなかれ、泉質はなかなかの本格派。
大浴場男女の他、女性のみ露天があります。プールも別にあるので水着を持参すれば結構楽しめるかも。お風呂は広くて泡風呂など種類もあります。お湯はぬるり感を持ち、入った瞬間から肌がつるつるになっていきます。湯の花も浮いているそうですが、夜
だしコーヒー色のお湯のためよく見えませんでした。が「新鮮なお湯」といった感じで
好感触。もちろん保温効果もばっちりでした。入った後のこのつるつる感は特筆すべき。美肌を追求する人に、ぜひ入っていただきたい。
館内も綺麗で宴会場、大きな売店等色々設備もあります…が、ちとお値段が張ります。
館内着、タオル料金込みもあっての事なのでしょう。プールとか入らず単純に「風呂だけでいい」となるともう少し安くても嬉しい気もしますが、このお湯の良さはなかなか満足でした。都心から少し足を伸ばしてドライブがてら訪れるのもいいかもしれません。…ドライブがてらというのは車でないとかなり不便な場所にあるからなんですが、
西武池袋線の清瀬駅、JR武蔵野線新座駅、東武東上線志木駅から送迎バスもあるようなので電車組さんも御安心を。

近々日帰り温泉通nanaさんの御好意により彼女のサイトの「日帰り温泉コーナー」
にリンクさせてもらう予定です♪

埼玉県新座市本多2-1-5
営業時間朝10時から夜12時
休館日  8月・12月を除く  毎月第3水曜日
    (但し、第3水曜日が祝祭日の場合は第4水曜日)

平日1650円 土日・祝日 1950円

新座温泉 彩泉楼
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by ryokoubato | 2006-01-10 23:54 | 大人の遠足

入浴剤レビュー5 正月太りを解消出来る…(といいな)

皆様正月は美味しいものたくさん召し上がりましたか。あちこちで「太った」と聞かれるこの頃、私は正月といわず冬には必ず太ります(涙)
話題のゲルマニウム温浴、何度か続けてやると必ず顔の線がちょっとシャープになった
と言われます。金銭的にずっと続けられないのが難点ですが、発汗量のすごさ、終わった後の爽快感、そして確実な効果で、やるとハマリます。でもわざわざ店へ行ってお金
結構出して…。となるとね。そこで購入してみました。

ゲルマバス/石澤研究所

東急ハンズにて270円程で購入。入浴剤としてはまあまあ高い方になるとは思うのですが、一回1000円は下らないゲルマを実際やると思えば随分安い。で、実際効果があればしめたものです。何せ20分入浴が2時間の運動量に相当!!魅惑です。

お湯はさらっとしていて透明、ほのかにイオウの匂いがする程度なので入れても正直
よくわかりません。つかり始めも何の変化もなく「なーんだ」とガッカリしていましたが、じっくり浸かっているとじわじわと汗が…そしてゲルマを体験している時のように
体の中心がじんじんとしてきて真冬なのに冷たい水が欲しくなります。うーん効いているかも。塩&トウガラシエキスが入っているので寒い夜もじんわりと幸せ。「どっさり
出して体スッキリ」というコピー、一度体験してみてはいかがでしょうか。お湯をあまりぬるくしないのがポイントです。色々試したいので何度も同じ入浴剤ばかり使用する事はあまりないのですがこれはリピートしようと新しいのを購入してしまいました。
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by ryokoubato | 2006-01-06 23:58 | 入浴剤

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。「コラムるメーカー」2004年12月始動、
約一年が経ちました(←おおざっぱ)今御覧の皆様が星の数程あるブログの中から選んで来て下さり、人生の貴重な時間を費やして閲覧して頂いている事に感謝し、少しでも見て無駄だったと思われない様、読んだかい「ある」ものにしていきた…行けたらいいです。(新年から弱気。)思えば「あなたのファンです」と言ってくれる紫のバラの人(byガラスの仮面)のような人が出来たらいいなという、本当にイヤラしい下心から始めたこのコラムですが、一層精進して参りますので今年もおつき合いいただければ幸いでございます。

ついやってしまうネット検索、私の検索数第一位は「おっぱい」ですが、ついつい
入れてしまうキーワードってありますよね。わずかな言葉で自分の知りたい情報にアクセス出来る、そんな便利な機能。単に調べ物だけでなく、色々な遊び方も出来るので時間を忘れてしまいます。

とりあえず自分のHNはどのくらいかぶっているのだろうと入れてみますが、「ゆっきー」一時使っていた「ぶり」、高校の同級生のページの書き込みは当時のあだ名「ふるる」を使っていましたが(現在はゆっきーで統一)どれもヒットしまくりでよくある名前なのだなあと改めて気付かされます。これは嬉しくない。
ryokoubatoですと自分のブログだけヒットしてホクホク気分ですが一緒に出て来るURLがコレぐらいだとちょっぴり寂しい気持ちになります。
本名フルネームでヒット0件だと寂しいやら変な所で引っ掛かっても恐いからほっとするやらこれも複雑。
どのジャンルであれ自分の同性同名さんがどこかで頑張ってるのを見てみたい気もしますが(犯罪者は別)勝手に一方的にシンパシー感じたりして。

ところで自分のブログをある検索機能(ブログとかHPとかでわけて検索出来る)にかけると、友人のブログがだだーっと出て来て、文章内で「コラムる」紹介して頂いたものでした。ま、まだまだだ、頑張れオレ!!

↓と、いうわけなので今年は勝負パンツならぬ縁起の良い勝負トンボ(だそう)で新年を迎えます。


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by ryokoubato | 2006-01-02 20:32