クローバー

中学時代、校庭の隅に咲いていたクローバー達。何気に四葉を探していた私は一緒に探していた友人に「あ!」と、四葉を見つけた場所を指差した。その次の瞬間にはその友人に引っこ抜かれ、その子のものにされてしまった。そんなわけでレ○プにも近い形で奪われてしまった私のクローバー・バージン。そんな過去を埋めるかのように、最近クローバーの鉢植えを買った。

小さな鉢植えの中の小さなクローバー畑。ほとんどが三葉であるが結構中には四葉が
混じっている。ように作られているのだろう。あえて原っぱなど探しに行かなくても、
気軽に何枚も幸運のシンボル、四葉のクローバーが手に入る、夢のような商品だ。

それでも、やっぱり無数に広がるクローバー畑の中から必死に探す、あの一枚の方が
ちょっとだけご利益がありそうな気がしてしまう。
そうはわかっていても。

いい大人が地面に這いつくばるのは人目が気になるし、手も服も汚れてしまう。何より
探すのが大変だ。面倒だ。そうして目の前に用意された、スマートに、手軽に手に入る幸せについ手を伸ばしてしまう。必死な思いで摘む、その一枚を諦められない心とのギャップを何とか、今日も騙し騙し埋めながら。

みっともない程に、追い求められたなら。
無限に広がるクローバー畑をフェンスごしに横目で見つつ、やっぱり今日も何も出来ずにそのまま通り過ぎていく。


今日も、TSU○AYA店員の目が気になり、無限に広がる桃色パッケージ陳列棚を横目に、普通の映画とかを借りてしまう。

c0008888_23414374.jpg

[PR]
by ryokoubato | 2007-05-29 23:42
<< 梅雨はおうちで映画鑑賞(まとま... ピクトさんの本 >>