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季節外れの霊話

わけあって後ろの百太郎を読んだ。恐怖新聞でお馴染みのつのだ先生の守護霊
マンガ(でいいのか?)。霊を研究する父の元、超常現象大好きっこ一太郎がトラブルに巻き込まれ、危ない所を強力な守護霊、百太郎に助けられるというのが基本ストーリー。一太郎(写真右)がどう見ても三谷幸喜に見えてしまうのと百太郎(写真左)が
霊にあるまじき唇プックリセクシー(和製アンジェリーナ・ジョリーといったところか)など、色々突っ込み所も満載で色んな意味で面白い。一太郎悪霊に取り付かれすぎだし。もはやライフワークと化している。趣味、憑依です。やだそんな趣味。霊だけでなく、超能力も頻繁に登場、ユリゲラー、スプーンまげなど、懐かしのキーワードも
チラホラ。

一太郎と違って未だに霊を見た事がない。極度の恐がりなのに。見てもないのに怖がってるのってなんか、「やだ、あの人じろじろ見てるう」とかいう自意識過剰な人みたいで格好悪いが。霊からすると「出ねえよ、お前のとこなんか」って呆れてるかもしれないし。でもいいの、心霊現象と女同士の確執はインビジブルに限る。いっそ自分の見えない所で生息してるな、と確認するだけで充分である。「百太郎」では霊といかに上手く共存するか、がテーマであるが出来れば守護霊以外とはあんま共存したくないかも。
それでもやはり、今日もやはり、こんなサイバーな時代でもやはり、暗闇に「何かいるかも、出るかも」と自意識過剰な日々を過ごす。例え一生見る事はないとしてもだ。
そんなわけで恐い話を聞いた日はトイレ限界まで我慢するタイプなのでこのテーマだからって「私が知ってる恐い話」とか書き込まなくて、大丈夫です。本当に大丈夫ですったら。


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by ryokoubato | 2005-12-02 14:53
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